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有事を想定した複数拠点運営によるBCP対策

化粧品通販会社/受注センターBCP対策を目的とした第2センター構築により、有事の際にも最低限のサービスレベルを実現

  • インバウンド
  • 小売・流通
  • 生産性の向上
  • 業務繁閑への対応

改善ポイント

  1. ポイント1

    主センターから離れたロケーションでエリア選定し有事の影響を最小限に

  2. ポイント2

    有事の際にもBCPに基づくシームレスな対応を実現

Before

化粧品通販会社A社様は、都内の自社センターで顧客からの注文問合せ窓口(電話・メール)を運営していました。
台風や、地震による停電や通信障害が発生した際に、業務が停止する可能性が高く、バックアッププランを策定する必要がありました。
また、お客様の増加にともない、自社センターだけでは対応しきれず窓口の拡充も必要な状況でした。

例)自社センターのみで運営中に、災害が発生した場合… 災害発生!→公共インフラ停止(交通機関が停止、電気 水道 ガス が使えない)、通信障害(顧客からの注文電話メールに対応できない、社員と連絡ができない)、人的被害(事故・怪我、人員不足、社員の負荷増大) 災害発生=サービス停止・機会損失・信頼低下

After

影響が最小限で済むロケーションを選定

お客様のニーズに沿った最適なロケーションをご提案し、災害等に備え、自社拠点とビーウィズAセンターの2拠点体制を導入。緊急時には回線の設定一つでどちらかの拠点にコールを寄せることで、サービスが全くできない状態を回避しました。

2拠点間の連携強化

2拠点間の距離の壁によって、運用の相違やコミュニケーションミスが発生しないよう、お客様との月1回の定例会と合わせて、日々のレポートや、TV会議などでコミュニケーションを取り、顧客対応レベルに差が出ないよう運営を行っています。

平常時 自社とビーウィズAセンターの2拠点でユーザからの問い合わせに対応 ユーザ→お客様自社運営とビーウィズAセンターに問い合わせ 負荷分散・社員の負荷軽減、災害時 ビーウィズAセンターに運営を集約し事業を継続 お客様自社運営(災害発生!) ユーザ→ビーウィズAセンターに問い合わせ 災害時のリスクヘッジ、人員不足にも対応、サービス継続提供・顧客信頼維持

customer insight -ビーウィズのこだわり-

2拠点運営を行うという意思決定までは、スムーズに進めることができましたが、実際に複数拠点で運営すると、運用の整理や、情報共有など、なかなかうまくいかず、管理者間での温度差が生じていることが課題でした。

お客様にご協力いただきTV会議や、メール、電話での日々のコミュニケーションを増やすことで、どちらの拠点で電話対応しても同じ品質を維持できています。

これからも、課題に一つ一つ対応しながら、コンタクトセンターの応対品質を高めていきたいと考えています。

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