BPO事例：事務BPO導入による運用コストと社員リソースを最適化の実現

横河電機株式会社 / 人事部門グループ会社内の人事業務シェアードサービス化を実現

改善ポイント

日本を代表する大手精密機器メーカーのクライアント様では、多岐に渡る組織グループにおける管理部門の作業の非効率化と煩雑化という問題に直面していました。企業の成長と共に、管理コストの増大が大きな課題となっていました。

アウトソースを開始するにあたり、事前に当社BPOコンサルタントによって作業手順レベルまでの業務調査を実施。各グループ毎の共通業務を洗い出し、集約をすることにより、今まで発生していた分割損を排除し、運用コストの削減を実現しました。

業務単位で生産性の管理を行い、作業フロー変更のご提案やツールの整備、システム仕様の変更提案等、改善施策等を実施することで、業務全体の生産性が向上しました。

業務標準化・業務改善・オペレーターのマルチスキル化を継続的に実施。効率化を図れた分、新たな業務を段階的に追加していくことで、委託開始当初より業務委託費は大きな変化はない中で、クライアントの本業務工数のうち3/4をBPO化に成功。
大きなコスト削減効果が出ております。

昨今、RPAを初めとした自動化ツールを活用した業務効率化が注目されていますが、それと同じぐらいに『人』による効率化は重要であると考えています。

一つひとつの作業において、どうしたらパフォーマンスを上げられるのか、どこに問題があるのかを地道に解消していくような、正に『草の根運動』を行うことこそ、改善の糸口だと思っています。

そういった一つひとつのパフォーマンス管理が業務全体に好影響を与え、大きな成果が出るということにこだわり続けることで、クライアント様と共に、最適な仕組みを作り上げていきたいと思っています。