入社の理由

新卒時は、自分に向いていないと感じた営業職はあまり見ていませんでしたが、業界は絞らずに就職活動を進めていました。社会人として早く活躍して経営層に近づきたいという目標がありました。

面接で関わったビーウィズ人事の方々の人柄が決め手として大きかったです。こちらをジャッジするだけではなく、私の苦手意識に寄り添ってくれたり、会話の中で勉強させてくれたりして、こういった方々と一緒に働きたいと思ったんですよね。

オペレーション部門に配属になりました。2か月ほど座学研修を受けた後に、損害保険のコンタクトセンターに所属。自動車保険の窓口で、契約満期を迎える方の更新や、新規契約における基本的な電話対応業務を行っていました。自動車保険の知識を一から覚えることはもちろん、電話対応をすることも初めてだったので、その両方のスキルを上げるところが難しかったですね。

半年ほどはいちオペレーターとして業務にあたり、その後リーダーの役職にステップアップ。電話対応をするオペレーターからの質問を受けたり、保険契約後に作る帳票をチェックしたり、契約更新にあたって架電リストを作ったりと、コンタクトセンター運営の補佐業務を担当していました。リーダーになってから大切にしていたことは、一緒に働くオペレーターが働きやすいと思える環境作りです。働きかけによってチームのような形で仕事ができ、やりがいを感じていました。

実は私は、一度ビーウィズを退職して再入社しています。

充実していましたが、担当業務の必要知識の深さも相まって、自身が想定していたスピード感でレベルアップができてないという壁にぶつかったことがあります。加えて、以前から人事業務にも興味があり「このまま今の仕事を続けていくべきなのか」と葛藤し、ビーウィズから退職することにしました。ビーウィズに再入社するまでに、人材派遣コーディネーターなどの仕事を経験しました。

退職後、新卒入社時に人事を担当していた方と食事へ行く機会があり、「人事部でこういった人を探しているんだけど、挑戦してみない？」とお話をいただきました。昔から興味のあった人事分野に挑戦できること、ビーウィズに“戻ってみないか”と言っていただけたことがうれしく、面接を受けました。

無事にご縁をいただき、人事部のメンバーとして再入社しました。メインで担当していたのは給与計算業務です。当時6000名ほどいたアルバイトメンバーの給与計算と、それに付随した福利厚生の事務手続きや勤怠管理、入社手続きの補佐を行っていました。

未経験の人事領域をいちから勉強することは大変でしたが、専門的な知識を学べることは自分の中で大きな喜びでした。ミスが許されない給与業務を担うプレッシャーが大きく、気持ちの面でのハードルが高かったですね。定型的な仕事ではあるのですが、いかに効率的にミスなく遂行できるのか考えて進めることにやりがいを感じましたし、使命感を持ちながら取り組んでいましたね。

2019年からは、人事施策の検討、法改正対応、子会社の給与計算・人事業務を担当することに。当時、同一労働同一賃金に関する法改正※があり、その対応を1年ほど担当しました。従業員の職務定義を再検討して人事部内で決まった内容を経営層に説明したり、変更した制度を従業員に説明したりしました。

法改正の内容を理解し、それを汲んでビーウィズの制度をどう変更するのか考えるのがとても大変でした。また、変更によって従業員のモチベーションが下がらないか、従業員が納得する説明ができるのか、といったことを考える過程でも頭を悩ませた記憶があります。

※同一企業・団体における正規雇用労働者と非正規雇用労働者との間の、不合理な待遇差の解消を目指すもの。

その後、再度人事管理や給与計算、勤怠管理を行う人事管理ユニットに戻りました。同時に、弊社の上場準備にも関わり、適正に従業員の管理ができているのかなど、上場の基準を満たす会社にするための整備を行いました。

社内の公募制度を活用し、経理財務部へ異動しました。「人材・お金・情報」が会社の重要な構成要素であると思っており、人材に関しては人事業務で経験を積めていると感じたんです。次に、お金の領域にもチャレンジしてみたいと感じていました。経理業務も未経験でしたが、公募は「未経験OK」だったので、チャレンジすることに。

異動してからは、主に債権（売上管理、与信管理）、前払管理、開示対応を担当しています。ビーウィズが受注した際に、クライアントの与信確認をしたり、上場企業の義務である有価証券報告書や決算短信といった資料の作成・開示したりといった業務です。人事と同じく経理も専門知識が求められます。簿記の資格取得やインプットなどは大変ですが、苦労して得た知識を実務に活かすことにやりがいを感じています。

スペシャリストを目指したいという気持ちと共に、オールマイティーに活躍できる人材になりたいとも思っていました。そのため、コンタクトセンター・人事・経理と多様な職種を経験し、いいキャリアを歩めていると感じています。

まずは現在担当している経理業務のスペシャリストを目指し、その後は経理業務にとらわれずに、さらに経験を重ねたいです。他のコーポレート職はもちろん、ビーウィズが力を入れていくIT分野にもチャレンジしたいですね。